舌がん治療日記
舌がん治療日記 10
今日で抗がん剤投与を行った後の放射線治療を行って昨日で4回目を行ったところでの味覚障害と放射線照射による唾液腺萎縮に伴う口内トラブルについて記載します。
味覚障害の進行状況について
味覚障害については、万人に共通する数値や表現の度合いがないため個人的な感覚となりますのでご理解願います。
味覚障害があるかないかと聞かれると、ある。
甘い感覚→ある。(チョコレートを食べたが、甘いけどなんかざっとした味に感じる)辛い→食べてない。苦い→食べてない気がする。しょっぱい→ない。(お醤油の味が分からなくなった。かけても、味がしない。)
表現がややこしいので、昨日食べたものでどうだったかを記載します。
おでんの具材
大根→いつもの味。つくね→いつもの味。ウインナー→いつもの味。たまご→いつもの味。
缶コーヒーのカフェオレ→いつもより香ばしく感じる味に感じます。(滑らかなミルク味が欠落している)
放射線照射による唾液腺萎縮に伴う口内トラブルについて
放射線を口腔内へ照射すると、唾液を分泌するところが委縮するそうだ。
萎縮すると、当然のように唾液分泌量が減る。
放射線を照射すると口腔内が焼け、上記のように大液量が減り渇き、口腔内かこすれて激しい口内炎がおきて、食事をすることが大変になるそうだ。
そこで、いま積極的にしていることは、唾液腺が委縮しないように治療が終わったら食べたい料理を考えたり、料理レシピを見たり、ノートに行きたいところの料理とかを書いて食の欲を前面に意識をして生活しています。
といっても、私の場合治療しても次に歯医者さんへ行きもう少し歯を入れないと食べれるものがないという現実がありますが・・・・・・( ^ω^)・・・がんばります。
舌がん治療日記
舌がん治療日記 9
私の食事について
食事を話す前に舌腫瘍の現状を記載したあとにどのようなものを食しているかを説明します。
ご存知のように私の舌は、半分腫れて時に痛く、物に触れると激痛がはしり動けなくなる。上向きで睡眠をとっていると、舌の腫れている部分が喉奥に落ちてきて時に息苦しくなり睡眠を妨げることがあるので、舌の左側に腫瘍がある関係で右に横になって寝ています。
食事の際には、あまり大きく口が開けられないので、食するものを一口サイズにしたものをお上品に頂く。
そこでお上品にストローを使って飲み物を飲もうとすると、口内を一度減圧する必要があるので、その際に腫瘍部が周囲の歯、口内のほほと強く接触して激痛がはしるので飲めません。同様にくしゃみをすることどこでどう当たるのか瞬時のことなんで把握しきれないが、この時も痛いので我慢をしてくしゃみをしてっも痛いんで、くしゃみを回避しています。
食事の際一番楽なのは、麺類(そば、柔らかいうどん)温度はぬるめかざる。
病院食はそこそこで、ゼリーやプリン、柔らかいクリームパンを補助食としています。
舌がん治療日記
舌がん治療日記 8
舌がん治療を開始して、今日でIMRTの放射線治療に入って2回目の治療を完了した。
先日、抗がん剤投与で舌がんは、小さくなって腫瘍の顔がおとなしくなってきた。首リンパ腺付近のぐりぐりは、なくなってきたのでいい傾向だとの診断をしてもらった。
この後の、治療は、IMRTの放射線治療と抗がん剤投与及び動注での抗がん剤投与となるらしい。
抗がん剤投与とIMRT放射療法の副作用について
・抗がん剤投与の副作用
吐き気→薬で制御、口内炎→なし、下痢→便秘、白血球減少→現在発熱はしているが多分順調、むくみ→利尿剤注射で対応、動悸・息切れ→なし、手足に痺れ→なし、脱毛→なし、髪質の変化→髪の毛が太くなった感じがする、皮膚症状(発疹、爪の変色、変形)→発疹は体全体に確認、爪の変色、変形→なし、涙腺閉鎖→なし。
・IMRT放射療法の副作用
放射線を当てるため皮膚が、軽いやけどのようになる副作用がある。
現在、放射線治療後にローションタイプの塗り薬を放射線が通過した分を教えてもらい塗りたくっている現状で、副作用が有無を聞かれると無しです。
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IMRT放射療法時の体感について
IMRTとは(強度変調放射線治療)
放射線治療を受けているときは、機械が狙って放射してるところが微妙な感覚で分かります。気にするほどではない。
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舌がん治療日記
今日は、舌部が無性に騒ぎたて、10段階の2のレベルで痛い。
いつもは、0.5ほどの痺れだったのに、今日は一段と痛い。
抗がん剤投与が終わり、24時間後に打つ白血球の増殖を助けるという皮下注射を打ったせいなのか、癌をやっつけているのかわからないが、久しぶりに痛い。
朝から痛みを我慢していたが、先ほど(16:00)にカロナール300っていう鎮痛止めを飲んだ。
このまま、朝まで効けばいいのにと思う。
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病室にも季節感。
先日、お見舞いに来てもらった親族に差し入れをしてもらった。
簡易的であるが、今の私には気がまぎれる。
季節感を感じることができずらい病棟では、有難い対応です。
舌がん治療日記
舌がん治療日記 6
身体全体への抗がん剤投与5日目、ワンクール目の最終日を迎える。
点滴つないでお風呂にも、足も、洗えない日々がもう終わる。
体験者は理解できると思うが、どことなくキツイ。
抗がん剤投与となると、大半のかたが全身の毛が副作用で抜け落ちるという。
今日の朝目が覚め、頭皮を触るといつもよりも髪の毛の毛根部がやけに敏感に触った感触を感じる。
この感覚は、個人差があると言われている脱毛の気配だろうか。
明日、点滴が抜けて外出届が受理できれば理髪店へ行き、さっぱり中学生以来の坊主にしてこようと思っているところではあるが、一つ気になる点がある。
それは、眉毛を事前に剃ってしまうか、剃らずにそれなりで小さな抵抗をするか。考え物だ。
眉毛を事前に剃る、剃らない問題は、頭の中が理性ともう一人の自分とが朝まで討論会をやって決めるとします。
舌がん治療日記
舌がん治療 5
今までの入院治療概略についてと食欲減退及び欲の満ち引きについて書きたいと思います。
まずは、入院治療概略について
1月31日に入院をした同日に耳鼻科、歯科、放射線科、化学療法科を受診し、歯科では腫瘍ができている付近の銀歯が、腫瘍に当たっていたくないですかと言われた。
私の返答は、痛くはないがしびれています。銀歯を撤去してもらうこと
にした結果、銀歯が常に舌と接触していたことが判明し、舌への圧迫感が取り除かれ楽になりました。
あとは、歯で腫瘍を傷つけないように丸めて、いろいろを確認して掃除して終了。
2月4日からの全身をターゲットとした抗がん剤を3種類投与をしたが、今のところ目立った副作用はないので順調かと思われる。唯一副作用が出たのは、しゃっくりと便秘、食欲減退があったことぐらいだ。
2月7日に主治医から舌の出血はないかと聞かれたのでその意味はと尋ねると、抗がん剤投与で舌部腫瘍も小さくなってくると、以前大学病院で形成した部分
とか腫瘍付近の血管が引っ張られ血管が裂け出血することが考えられるため、少しの出血は良いが激しく出た際は早急に教えてください。との話がありましたので、極力血圧を上げないように心がけています。
食欲減退について
食事をするときに、左側で食することができないので主に右側で食している。食べ物を口いっぱいにして食することができないため、入院食をきざみ食にしてもらっている。(いわゆるおかゆとペースト状の魚とか野菜だ)
そんな中で、我慢して食べていると食が落ちてきて、固形物を食べてないから便秘になったのだと思います。
そんなことを思いながら、院内ファミリーマートに行くと食欲が満ちてくる前はよく食べていたファミチキレギュラー(骨なし)、ジャンボフランクフルト
があるのを見つけ、刻んでから食した。
すごく高価な食べ物よりも、いつも食べてたカレーとかが一番食べたくなるのが食欲ですかね。(まだ、僕には欲がないのかもしてない)
今度は、カップラーメンを食したい。
舌がん治療日記
舌がん治療日記 4
先日から第2日目の体全体へ抗がん剤を引き続き入れています。
今現在、便秘3日目→下剤を考えましょうと看護師さんが教えてくれた。
ここの看護師さんは、記憶力があり頭がいい。私の中で便秘は2日目と思っていた。
看護師さんに口の中を確認してもらったら、味覚障害はないですか?と聞かれたが自覚がなくどういうことでか?と聞き返すと、舌の表面が白くなってきているので聞きましたとの返答があった。
この症状は、人によりそれぞれの症状となるそうですが、どれを食べても苦いとか味がしないとか味覚が極端になるそうだ。
今のところその症状は、あまりなく口の中がイガイガする程度で味覚に変化は感じられないのが現実だ。
で、口内を撮影しました。